子どもにおすすめの目覚まし時計は「音」じゃなく「光」!

 

我が子に使う目覚まし時計、手を抜いていませんか?
正しい目覚まし時計をちゃんと選んでいますか?
デザインが可愛い目覚ましや子どもが気に入った目覚ましを安易に選んでいませんか?

 

選ぶ目覚ましによっては、子どもの将来の学力に大きな差が出る可能性があります!
なぜ、目覚まし時計で学力に差が生じるのか?
その理由を紹介します。

 

 

 なぜ普通の目覚まし時計ではいけない?

 

一般的な目覚まし時計というと、アラーム音などの音で目覚めるタイプがほとんどですよね。
突然音が鳴ることで起きることができるっていうのが一般的です。
私自身、小さい頃からずっと音で朝の目覚めを迎えていました。
もちろん、これがダメなんてことはありません。

 

ただ…
音で「起こされる」と、自律神経が乱れてしまい朝からストレスを溜めることになります。

 

小さいうちは全く気付かないかもしれませんが、大人になるにつれて目覚まし音で
「あ”ぁ〜もう朝かぁ…」
って不快な朝を迎えたっていう経験はありませんか?

 

これこそ、自律神経の乱れによるものです。
※ 子どものうちは大丈夫かもしれませんが、これは不眠やうつ等の原因だったりします。
⇒ 音の目覚めによるストレス・光のメリットについてはこちらのページで詳しく説明してます。

 

子どもも自律神経が乱れると、ストレスや気力の低下などが原因で集中力の低下を招くことになります。
集中力が低下すると、学習効果にどういう影響を及ぼすかは言うまでもありませんね。

 

精神力が強い子であれば、全く気にするところではありませんが、みんながみんなメンタルが強いとは限りませんよね。

 

 

 

 光目覚ましが学力に影響??

 

じゃあどんな目覚ましが良いのか?
ずばり、タイトルの通り「光」目覚まし時計です。

 

朝太陽の光を浴びると良いという話を聞いたことありません?

 

朝に太陽の光みたいな強い光を浴びるとセロトニンが分泌され、体内時計がリセットされて、自然に目覚められるようになります。

 

光目覚ましの1つ目のポイントが、『朝自然に目覚められる』という点ですが、それ以外にも重要なポイントがあります。
それが、「集中力の向上」です。

 

 

 集中力の向上

 

強い光を浴びることで発生するセロトニンには、以下の様々な効果があります。

  •  精神安定などのリラックス効果がある
  •  ポジティブ(前向き)になれる・ストレスに強くなる
  •  質の良い睡眠がとれる
  •  体内時計を整える
  •  集中力・記憶力の向上

 

セロトニンにはリラックス作用があるため集中力が向上するのですが、
実は記憶を司る脳の海馬という器官にも影響を及ぼしています。

 

ちょっと難しい話になりますが…
何かを記憶をする際、θ波(シータ波)と呼ばれる脳波が出ます。
(このθ波をたくさん出さないと記憶する力が弱くなります)

 

ただ、勉強を続けていくと、どうしてもセロトニンの分泌が抑えられてしまいます。
結果、集中力が無くなり、勉強が身に入らなくなって記憶力の低下に結びつくんです。
(これは仕方ないことです)

 

ちなみに、休憩時に運動をしたり光を浴びたりすることで、セロトニンをまた分泌させることができます。
※ 適度な休息は必要というわけです。

 

記憶の側面で考えるとセロトニンの過剰分泌は問題なのですが、それは稀です。
逆に朝しっかりセロトニンを分泌させていないと、1日のやる気スイッチが入らないままになってしまうので、勉強面で考えれば最悪の状態です…。

 

 

 光目覚まし時計ならなんでも良い?

 

光目覚まし時計には様々なものがあります。
数千円で買えるものから3〜4万する高価なものまで…。

 

結論から言うと、安価な商品では光目覚ましの恩恵は受けられません。
光で自然に起きれるようになるには、最低2500ルクスという光の強さが必要です。
ですが、安価な商品では数百ルクス程度の光しか浴びれません。
※ 目覚ましを顔の至近距離に設置すれば話は別ですが、そんなの不可能ですねw
(眼鏡をかけたまま寝るようなものです)

 

それが可能な光目覚ましで有名なものは3種類あります。
⇒ 光目覚ましの比較はこちらで紹介しています。
いずれも数千円では買えない高価な商品ですが、その分効果は抜群です。

 

 

 

 

子どもが喜ぶようなデザインじゃないのがネックかもしれませんが、
集中力・記憶力のことを考えたら、光目覚ましで起きるようになってほしいものです。
学力差が生じる前に、きちんと目覚まし時計を選んでみませんか?